エコキュートの買い替えで失敗しない!買い替えのポイントなどを解説!

エコキュートは導入コストが比較的高い給湯器であるため、買い替え時にはなるべく失敗したくないとの思いが強くなるものですよね。
給湯器の買い替え時にはある程度の知識を持ってポイントを押さえておくことで、失敗する可能性を減らすことができるでしょう。
この記事では、エコキュートの買い替え時期・費用の目安や買い替えに失敗しないためのポイントを解説します。

エコキュートの失敗しない買い替え時期や費用の目安

ここでは、エコキュートの適切な買い替え時期や費用の目安を紹介します。

エコキュートの買い替え時期の目安

エコキュートの買い替え時期の目安は、約10年だと考えられます。
そもそもエコキュートの寿命が10~15年程度だと言われており、延長保証の最長期間が10年なのです。
延長保証は契約内容によって5年・8年・10年などと違っていますので、ご自身の延長保証期間を確認のうえで、その期間を過ぎていたら買い替えにしてしまうのも1つの手でしょう。
古い給湯器の修理には数万~10万円程度かかってしまうこともあり、あまりに古いものだと修理してもまたすぐ壊れてしまうものがあります。
10年を目安とし、それ以上に古いものは買い替えを検討しましょう。

エコキュートの買い替え費用の目安

エコキュートの設置費用の目安は、本体価格と工事費用を合計すると30万~50万円程度、高額の場合で70万円程度までだと言えます。
費用の内訳は以下の通りです。

項目 費用目安
取り換え工事費用 10万~15万円程度
本体費用 20万~35万円程度
総額 30万~50万円程度

上記はあくまでも目安です。
高額な製品を購入すれば上記目安よりも全体的な費用は増えますし、工事内容によっては費用が増えることも考えられます。

エコキュートを買い替える際失敗しないためのポイントは?

ここでは、エコキュートを買い替える際失敗しないために大切なポイントを2つ解説します。

何よりもまず容量が大切

エコキュートを買い替えるのであれば、まず容量に注目して製品を選びましょう。
貯湯タンクの容量はリットル(L)で示されており、家族構成別の目安は以下の通りです。

家族構成 容量の目安
2~4 180~370L
3~5 370~460L
6~7 460~560L

上記は一般的な目安であり、現在使っているタンクと比較する形で容量を決めると失敗を減らせます。
少し物足りないと感じていたら増やす、十分だと感じていたら同じ容量のタンクにするなどと決めると良いでしょう。

メーカーごとの違いはある?

結論からお話しすると、メーカーによる製品の決定的な違いはありません。
どのメーカーを選んでも、基本的な性能・機能は変わらないと考えておいて良いでしょう。
先ほどお話しした容量を間違えないようにし、価格などを比較して決めることをおすすめします。
ちなみに、メーカーごとに特徴はあるため、下記にいくつかを簡単にまとめます。

・ダイキン
入浴剤の使用にも対応している製品があり、故障時の修理費用は保証期間中であれば何度でも無料です。
・パナソニック
温浴セレクト機能があり、リモコンから3種類の湯音を家族の好みに合わせて調整できます。
・日立
水道直圧給湯機能や高速湯はり機能があり、早期にお風呂を入れられます。

まとめ

エコキュートの交換時期の目安は10年程度であり、交換にかかる費用の目安は総額で30万~50万円程度です。
エコキュートの買い替えに失敗したくないのであれば、何よりもまず容量に気を付けることが重要です。後はお好みのメーカーや機能、価格のものを選択しましょう。

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