エコキュートは電気代を抑えられることで有名な新型の給湯器ですが、実際の電気代はどれ位なのでしょうか。
この記事ではエコキュートの電気代の目安や電気代が高くなってしまう原因、電気代を抑えるポイントを解説します。
Contents
エコキュートの電気代はどれくらい?
ここでは、エコキュートの電気代について解説します。
一般的なエコキュートの電気代は?
エコキュートの電気代は世帯人数や住んでいる地域によっても異なります。
大まかな目安では、2人世帯で年間1万5,000円~2万5,000円、5人世帯で3万円~4万円程度を想定しておくと良いでしょう。
勿論年間を通して同じ金額ではなく寒い季節の方が高めになる傾向がありますが、年間の合計金額としては上記の通りをイメージしてみてください。
また、地域差に関しては北海道や東京が若干高めになる傾向があり、沖縄などであれば上記目安金額の半分以下になるのが通常です。
エコキュートなのに電気代が高くなる理由
エコキュートは毎月の電気代を抑えられる点が大きなメリットなのですが、世帯によってはエコキュートに変えても電気代が高くなってしまうことがあります。
その理由はいくつかありますが、多くのケースはタンクのお湯を使い切って日中に追加でお湯を沸かしていることが考えられるでしょう。
通常エコキュートは電気代が安くなる夜間にお湯を沸かしておきます。
しかし想定よりもお湯を使ってしまうと電気代の高い日中にお湯を沸かしなおすことになり、余計に電気代がかかってしまうのです。
エコキュートの電気代節約方法
ここでは、エコキュートを導入した際の電気代節約方法を2つ解説します。
電気代プランを見直す
電気代節約方法としてまず挙げられるのが、電気代プランを見直すことです。
エコキュートは夜間の決まった時間にお湯を沸かすため、夜間料金のプランによってはうまくかみ合わず、無駄な電気代を支払ってしまっている可能性があります。
夜間時間の設定と電気料金のプランを照らし合わせ、無駄がないようにしましょう。
湯切れを起こさないように気を付ける
無駄な電気料金を発生させないようにするためには、日中にお湯を使い切ってしまい沸かし直しの必要がないようにすることが重要です。
もし事前に翌日大量にお湯を使うことが分かっているのであれば、あらかじめ多めのお湯を沸かしておくことも大切です。
また、「ピークカット」という日中の電気代が高い時間帯には沸きあげを行わないようにできる機能が付いていることもあるため、活用してみると良いでしょう。
小さな「節電」が「節約」に繋がります
エコキュートの電気代は住んでいる地域や世帯人数などによって異なります。
もし交換しても想定した電気代より高くついてしまう場合、日中に沸かし直しをしているなどの原因が考えられるでしょう。
毎日使うお湯の量をコントロールしたり電気料金の契約内容を見直したりすることで、電気代を抑えるようにしてみてください。