エコキュートを長年使い続けるのであれば、メンテナンスを定期的に行うことが大切です。
メンテナンスを怠ると様々なリスクが高まりますので、正しい方法を知り実施するようにしましょう。
この記事では、エコキュートのメンテナンスを怠るリスクやメンテナンス・点検の方法を紹介します。
Contents
エコキュートのメンテナンスについて
ここでは、エコキュートのメンテナンスの重要性や点検すべき箇所を紹介します。
メンテナンスを怠るリスク
エコキュートのメンテナンスを怠ることで、以下のようなリスクが考えられます。
・エコキュート本体が壊れやすくなる
・エコキュートの消耗部品が壊れる
・浴槽のお湯が汚れやすくなる
・電気代や水道代が余計にかかってしまう
メンテナンスを怠ることで製品が壊れやすくなり、またお湯が汚れやすくなってランニングコストが余計にかかるなど良いことがありません。
メンテナンスは欠かさないように、日頃から気を付けるべきでしょう。
エコキュートの点検すべき箇所
エコキュートの点検すべき箇所は、以下の通りです。
いずれも、2~3年に1度は点検することをおすすめします。
・漏電遮断機
漏電が発生した際に電気を遮断する部品です。
動作の有無を確認し、動作しないようであれば業者に連絡が必要でしょう。
・逃し弁
沸き上げをした際に発生するタンク内の膨張水を排出するための仕組みです。
機能しないとタンク内が高圧になって危険であるため、作動点検を欠かさず行いましょう。
・水漏れ
エコキュートの配管のつなぎ目は劣化と共に水漏れする可能性がある箇所です。
エコキュートのメンテナンス方法
ここでは、エコキュートのメンテナンス方法を紹介します。
配管の清掃
基本的には自動洗浄機能が付いていますが、半年に1回程度は手動でも洗浄するようにしましょう。
専用の洗浄液を薬局などで購入し、水を溜めた浴槽に投入して洗浄ボタンを押せば、1時間ほどで洗浄が完了します。
浴槽フィルターの清掃
浴槽フィルターは汚れやすいため、週に1度程度の頻度での掃除をおすすめします。
浴槽フィルターを取り外して水洗いするのが基本ですが、長く掃除していない場合は洗浄材を使用して洗いましょう。
最後に使い古しの歯ブラシなどでフィルターの網目を掃除し、元の状態と同じように取り付けます。
貯湯タンクの清掃
エコキュートの貯湯タンクは比較的雑菌が溜まりにくい構造をしていますが、それでも半年に1度は掃除をすべきです。
まず脚部カバーを取り外し、給水配管専用止水栓を閉めてから逃し弁を開きましょう。
そして排水栓を開くことで、勢いよく出ていくお湯と共に底の汚れが落ちます。
1~2分経ったら先程の工程と逆の順番で元に戻しましょう。
エコキュートは定期的なメンテナンスが大切!
エコキュートはメンテナンスしないままだと壊れやすくなり、お湯が汚くなったり必要以上にお金がかかってしまったりと良いことがありません。
メンテナンスすべき部分はおおよそ決まっていますので、適切な方法を知って定期的にメンテナンスするようにしましょう。