エコキュートを設置する際には基礎工事をする必要がありますが、「エコベース」という製品を利用すると、工期やコストの削減につながるのでとても便利です。
このエコベースとは一体どのような製品なのでしょうか。
この記事では、エコベースの特徴やメリット、3種類ある工法を紹介します。
Contents
エコキュートのエコベースとは
ここでは、エコキュート設置の際に利用されるエコベースとはなにかについて解説します。
エコベースとは
エコベースとは、エコキュートタンクユニット・電気温水器の設置専用組み立てコンクリート基礎のことです。
コンクリートブロックを組み合わせてボルトを締めるだけで完成し、工期がかからない点が大きな魅力だと言えます。
エコキュートの基礎工事は従来であれば「現場打ち」だけでしたが、エコベースの登場によってより早期に工事を進められる手段が増えたと言えるでしょう。
エコベースを利用するメリット
エコベースを利用するメリットは、以下の通りです。
・コストを抑えられる
・工期を大幅に短縮できる
・ブロックを組み立てるだけなので、施工が季節や天候に左右されない
エコベースのメリットは工期の短さとコストの低さであり、なるべく時間と費用をかけずにエコキュートを設置したいという方にとっては非常に便利な製品だと言えるでしょう。
エコベースの設置工法
ここでは、エコベースの設置工法3種類を紹介します。
ブロック積み上げ工法
ブロック積み上げ工法とは、6枚のコンクリートブロックを格子状に組み上げるだけで完成する非常に簡単な工法です。
広い設置スペースが必要になりますが、設置が非常に簡単で施工時間も1時間かからない、とても簡便な設置方法だと言えるでしょう。
耐震プレート設置工法
耐震プレート設置工法とは、地中用ブロックと付属のインスタントモルタルで耐震プレートを設けることで、高い耐震レベルを実現できる設置工法です。
穴を掘ってモルタルを流し込む工程が増えるためブロック積み上げ工法よりは時間がかかりますが、ほとんどのエコキュートに対応する正四角形型をしています。
設置スペースもブロック積み上げ工法より4割近く削減できるため、人気があります。
枠組み工法
枠組み工法とは、ブロック2本と特殊加工プレートで枠を組んで枠の中にインスタント生コンクリートを投入して組み立てる工法です。
製品全体の重量が比較的軽く、運搬する際にもとても楽だと言えます。
また、工事にかかる時間も1時間程度と比較的短く、コストも低く抑えられる工法です。
エコキュートのエコベースを活用しよう!
エコベースとは、エコキュートタンクユニット・電気温水器の設置専用組み立てコンクリート基礎のことです。
エコベースには様々な工法があるため、自信の予算や設置できる場所の条件などに照らし合わせて、適切なエコベースの設置を行うことをおすすめします。