エコキュートの設置場所は?必要なスペースをタイプ別に紹介します

エコキュートを導入するうえで、ネックとなるケースが多いのが設置場所の問題です。
エコキュートは設置に比較的広いスペースを必要とするため、事前に必要なスペースを理解して最適な設置場所を検討しましょう。
この記事では、エコキュートの設置場所やタイプ別の設置スペースについて整理します。

エコキュートの設置場所はどこ?

ここでは、エコキュートの設置場所について解説します。

エコキュートの設置場所には広いスペースが必要

エコキュートは、一般的なガス給湯器と比較すると設置に広いスペースが要求される給湯器になっています。
エコキュートには通常の給湯器にはないヒートポンプユニットがあり、貯湯式のためタンクのスペースも確保しなければならないためです。
そのため、建物周辺にある程度の空間を確保できないケースでは、設置が難しいこともあります。
いくつかのバリエーションがあって中には省スペースの製品もあるため、自宅に合ったものを選択すると良いでしょう。

省エネの観点も持つのが吉

エコキュートの設置場所を考えるうえでは、省エネの観点も持つことをおすすめします。
エコキュートのメリットの1つであるランニングコストの低さを、最大限生かすためです。
具体的には最もお湯を使う頻度の高い水栓の近くに置くのが省エネの観点から合理的であるため、前もって理解しておきましょう。
ただ設置するだけにとどまらず、省エネの観点にも留意して対応してきましょう。

タイプに応じた必要なスペースはどのくらい?

ここでは、エコキュートのタイプに応じて必要な設置スペースを簡単にまとめます。

角型タイプの場合

角型タイプのタンク容量は370L・460L・540Lの3種類が基本であり、基本的には以下のスペースで設置可能です。

・高さ:約1860mm
・幅:約650mm
・奥行き:約750mm

タンク容量が最大になった場合は、上記のうち高さだけが300mm~350mmほど高くなると見込んでください。

薄型タイプの場合

薄型タイプのタンク容量は370Lと460Lが基本であり、370Lでは以下のスペースで設置可能です。

・高さ:約1840mm
・幅:約1,090mm
・奥行き:約460mm

低背タイプの場合

低背タイプのタンク容量は300Lが基本であり、以下のスペースで設置可能です。

・高さ:約1,530mm
・幅:約600mm
・奥行き:約680mm

角型サイズより高さが300mm程度低くなったものとイメージすると良いでしょう。

スリムタイプの場合

スリムタイプのタンク容量は300Lと460Lの2種類であり、300なら以下のスペースで設置可能です。

・高さ:約1,870mm
・幅:約600mm
・奥行き:約610mm

コンパクトタイプの場合

コンパクトタイプのタンク容量は180Lや195Lが基本であり、195Lの場合は以下のスペースで設置可能です。

・高さ:約1,890mm
・幅:約440mm
・奥行き:約560mm

エコキュートの設置場所にこだわろう

エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンクを持つため、通常のガス給湯器と比較すると広い設置スペースが求められます。
まずは、自分の自宅の状況確認をすることと、
タイプによって必要な設置スペースは異なるため、省エネの観点も持ちつつ最も自宅にふさわしい製品と設置場所を探してみましょう。

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