近年における給湯器として、エコキュートが注目を浴びています。
環境に優しくお財布にも優しいエコキュートは、今後益々人気を博していくことでしょう。
しかし、エコキュートの使用にあたって、数は少ないものの、騒音トラブルも報告されています。
そのためこの記事では、エコキュートの騒音トラブルを防ぐ対策方法について解説します。
Contents
エコキュートで騒音トラブルにならないための対応策
ここでは早速、エコキュートで騒音トラブルにならないための対応策を紹介します。
設置場所を工夫する
エコキュートの騒音トラブルを避けるためには、設置場所を工夫しましょう。
ヒートポンプユニットを人がいない方向に向けたり、窓や玄関から距離を置いたりすることで、トラブルにつながる可能性を抑えられます。
なるべく広いスペースが確保できる場所を選ぶことや、そばに壁や塀などがない場所を選ぶことが大切でしょう。
また、エアコンの室外機の向きもできる限り考慮することをおすすめします。
防音シート・ゴムを活用
もうエコキュートを設置してしまって動かせない場合は、防音シートを活用することをおすすめします。
ヒートポンプユニットの周りに防音シートを張ることで、騒音を防ぐ効果が期待できるでしょう。
また、ヒートポンプユニットがコンクリートに直に置いてある場合は、防音ゴムをユニットの下に引くことで騒音を抑えられます。
これらを活用してエコキュートの揺れを抑えることで、音の発生を可能な限り防いでみてください。
防音壁を使用
防音効果にこだわるのであれば、防音壁の設置も有効です。
コンクリート製のものは音が反響してしまってかえって騒音につながる可能性があるため、吸音効果のある製品を選択するようにしましょう。
音源よりも1m高い塀を取り付け、音源を隠すようにすると効果を発揮してくれます。
ただしエコキュートは狭い空間に置くことが推奨されていないため、設置の際には業者とよく相談したうえで行うことをおすすめします。
稼働させる時間を配慮する
エコキュートを自宅に設置するのであれば、稼働させる時間を配慮することをおすすめします。
エコキュートの経済性を最大限活用するには夜間にお湯を沸かすように設定するのが一番ではあります。
しかし、もし周辺住民から苦情や不満が寄せられているようであれば、深夜帯の運転を避ける必要があるかもしれません。
もちろん絶対に深夜を避けるべきだという訳ではありませんが、現状と照らし合わせて最善の選択を取ることが望ましいでしょう。
エコキュートの騒音トラブルに備えよう
エコキュートは多くはありませんが騒音トラブルにつながることもあり、設置場所には細心の注意を払う必要があります。
必要に応じて防音シートや防音壁を取り入れ、トラブルを防ぐようにしてください。
さらにもし周辺住民からの苦情があるようであれば、深夜の時間帯に稼働させるのは避けた方が良いかもしれません。
